2016年03月11日

目覚めてもすぐに布団から出ない

交感神経と副交感神経は、自動車にたとえるならばアクセルとブレーキのような関係にあります。つまり、睡眠中は体の働きにブレーキをかける副交感神経が優位に立ち、日中はアクセルの役目の交感神経が主導権を握るわけです。
したがって、この自律神経が交代する起−休の時間帯は、できるだけ慎重に過ごすことが必要です。目覚めたらすぐに布団から出るのではなく、15分くらい寝床で過ごすと、自律神経の切り替えを助けることができます。
posted by 突然死 at 15:57 | Comment(0) | 突然死の予防

急性心筋梗塞が多発するのはAM10:00前後

突然死は、紹介したように就寝中も要注意ですが、目覚めた直後も、じつはたいへん危険な時間帯です。

起床の前後は、自律神経が、副交感神村栓から交感神経へと切り替わるときですが、この切り替えが意外にやっかいで、そこに落とし穴が隠れている場合があるのです。たとえば、急性脳梗塞は午前10時前後に多発しています。これは、自律神経の切り替えがスムーズにおこなわれなかったために引き起こされた反応なのです。
突然死は、何も脳梗塞や心筋梗塞といった病気だけでなく自律神経も大きく関与しているということです。
posted by 突然死 at 15:52 | Comment(0) | 突然死

寝ている間にも(睡眠時無呼吸症候群、異形狭心症)

突然死というと、運動中や入浴中やトイレにいる時などに起こりやすいという印象があるかもしれません。しかし、それはまったくの誤解といわなければなりません。
1日のなかで、どんなときに突然死におそわれやすいのかを調べてみると、意外なことに、就寝中に亡くなっている人がたいへん多いことがわかります。そこでまず、就寝中の突然死の原因とその予防法から説明することにしましょう。

肥満気味の多いに多い睡眠時無呼吸症候群


就寝中の突然死を招く原因のひとつとして、「睡眠時無呼吸症候群」があげられます。睡眠時無呼吸症候群はこちら。これは、眠っているあいだに、舌根(舌の根元の部分)が気道をふさいで呼吸不全におちいる状態です。
これは、夜間に限らず、昼間の睡眠中でも起こることがあります。また、太っている人の場合、皮下脂肪でのどが圧迫されてこの危険を招きやすくなります。睡眠時無呼吸症候群の危険を知らせる症状に、「いびき」があります。いびきの激しい人はとくに注意が必要です。基本的には、こうした症状のある人は早めに治療をするのが得策ですが、もっと手軽な予防方法としては、なるべく寝返りを打ちやすいように、掛け布団を軽いものにすることもおすすめです。というのは、寝返りを打てば舌根が気道をふさぐ状態を解消できるからです。
また、抱き枕などもおすすめ(横向きになるので)です。
また、仰向けに寝ると気道がふさがれやすいので、なるべく横向きに寝るように心がけるのもよいでしょう。

異形狭心症

夜、怖い夢を見て目が覚めたという経験は誰にでもあることでしょう。しかし、それが連夜のように起きるなら要注意です。「異型狭心症」の疑いがあるからです。
異型狭心症は、安静にしている夜間に限って起きる狭心症の一種で、とくに日本人に多い病気とされています。
これを放置すると心筋梗塞に移行しやすく、たいへんに危険です。就寝中の突然死を招く大きな原因のひとつです。その症状は、就寝中、とくに明け方の時間帯に、息苦しくなったり胸の痛みなどで、周期的に目が覚めるというものです。
このような症状のある人は、まず「ホルター心電図(24時間心電図)検査」を受診することをおすすめします。ホルター心電図検査は、まる1日の心臓の動きを記録し、チェックすることで、通常の健康診断でおこなわれるような心電図検査では発見できない異常を見つけ出す方法です。小さな器材を携帯するだけですから、入浴以外の日常生活にはまったく支障がありませんし、運動をすることもできます。
もちろん、就寝中の心臓の状態もチェックできます。この検査によって異型狭心症などが発見されたなら、あとは投薬治療など、有効な治療を受けるようにしましょう。
posted by 突然死 at 15:44 | Comment(0) | 突然死の原因