2016年03月11日

寝ている間にも(睡眠時無呼吸症候群、異形狭心症)

突然死というと、運動中や入浴中やトイレにいる時などに起こりやすいという印象があるかもしれません。しかし、それはまったくの誤解といわなければなりません。
1日のなかで、どんなときに突然死におそわれやすいのかを調べてみると、意外なことに、就寝中に亡くなっている人がたいへん多いことがわかります。そこでまず、就寝中の突然死の原因とその予防法から説明することにしましょう。

肥満気味の多いに多い睡眠時無呼吸症候群


就寝中の突然死を招く原因のひとつとして、「睡眠時無呼吸症候群」があげられます。睡眠時無呼吸症候群はこちら。これは、眠っているあいだに、舌根(舌の根元の部分)が気道をふさいで呼吸不全におちいる状態です。
これは、夜間に限らず、昼間の睡眠中でも起こることがあります。また、太っている人の場合、皮下脂肪でのどが圧迫されてこの危険を招きやすくなります。睡眠時無呼吸症候群の危険を知らせる症状に、「いびき」があります。いびきの激しい人はとくに注意が必要です。基本的には、こうした症状のある人は早めに治療をするのが得策ですが、もっと手軽な予防方法としては、なるべく寝返りを打ちやすいように、掛け布団を軽いものにすることもおすすめです。というのは、寝返りを打てば舌根が気道をふさぐ状態を解消できるからです。
また、抱き枕などもおすすめ(横向きになるので)です。
また、仰向けに寝ると気道がふさがれやすいので、なるべく横向きに寝るように心がけるのもよいでしょう。

異形狭心症

夜、怖い夢を見て目が覚めたという経験は誰にでもあることでしょう。しかし、それが連夜のように起きるなら要注意です。「異型狭心症」の疑いがあるからです。
異型狭心症は、安静にしている夜間に限って起きる狭心症の一種で、とくに日本人に多い病気とされています。
これを放置すると心筋梗塞に移行しやすく、たいへんに危険です。就寝中の突然死を招く大きな原因のひとつです。その症状は、就寝中、とくに明け方の時間帯に、息苦しくなったり胸の痛みなどで、周期的に目が覚めるというものです。
このような症状のある人は、まず「ホルター心電図(24時間心電図)検査」を受診することをおすすめします。ホルター心電図検査は、まる1日の心臓の動きを記録し、チェックすることで、通常の健康診断でおこなわれるような心電図検査では発見できない異常を見つけ出す方法です。小さな器材を携帯するだけですから、入浴以外の日常生活にはまったく支障がありませんし、運動をすることもできます。
もちろん、就寝中の心臓の状態もチェックできます。この検査によって異型狭心症などが発見されたなら、あとは投薬治療など、有効な治療を受けるようにしましょう。
posted by 突然死 at 15:44 | Comment(0) | 突然死の原因

冬期間は温度差が激しく危険な季節

どのようなときに突然死の原因となる心臓や脳血管系の疾患が引き起こされやすいのでしょうか。月別の統計を見ると、12月から3月が、突然死の発生率が圧倒的に高いことがわかります

。つまり、冬がとくに危ないということです。その理由は、まず気温の低下が原因で血管が収縮しやすいということ。
そしてもうひとつ、室内と屋外の温度差が大きくなるため、自律神経のバランスが乱れやすくなるということがあげられます。自律神経には血圧や心拍数を調節する働きがありますが、そのバランスが乱れることで、心臓や脳血管に大きな負担がかかり、たいへん危険な状態におちいりやすいということなのです。
脱衣場、トイレなどは冷えやすいのであらかじめヒーターなどでしっかり温めてから行くようにしましょう。
posted by 突然死 at 15:31 | Comment(0) | 突然死の原因